久しぶりのブログ更新。
最近仕事が忙しく(言い訳)なかなか執筆できず。
今回は首題の件についてあくまで個人的な見解を綴っていく。
昨今の競輪界は新人選手中心に競技に近いレースが増えてきており、
A級中心に若手同士のスプリント戦のようなレースがかなり増えてきた。
“競輪”から“KEIRIN”に変わりつつある輪界だが、漢字の競輪においての先行することの意義は勝ち負け以上に大きな影響をもたらすと考える。
例えば、現在のトップ選手たちの過去はどうだったか。
現在№1の脚力を持つ脇本選手は捲りのイメージが強いと思うが、
若手新人時代はとにかく前を取って突っ張り先行敢行。
すでに引退した村上義弘選手、市田選手、現役では村上博幸選手や稲垣選手などをタイトルに導いていた。
深谷選手や新山選手、眞杉選手などSSトップ選手たちも駆け出しのころは
突っ張り先行で同地区の先輩選手を引っ張っていた。
記憶に新しいところで言えば北井選手がいる。
常に突っ張り先行で同県選手に貢献してきたことで郡司選手が志願の前回りで先行して、
そこに乗る形での番手捲りで今年のG1タイトル獲得につながった。
何が言いたいかというと競輪はラインがあるし、個人競技ではないので信頼関係が必要になってくるということ。
目先の一勝を求め、決勝で捲りに構えることが多い選手が増えつつあるが
その中でも逃げて行ける度胸、人間性を持った選手に注目していきたい。
【若手注目選手】
山口 多聞(埼玉121期)
齋藤 雄行(神奈川121期)
棚瀬 義大(岐阜123期)
西田 優大(広島123期)
先行選手の中でもカマシではなく、
抑え先行、突っ張り先行を勝ち上がり戦でも躊躇なくできる選手を。
捲り主体の選手だとどうしても記念クラスで躓いてしまう印象なので、人気を逆手にとって狙ってみるのも面白いかも。
今日のところはここまで!
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